1月1日 足尾 初日の出フライト H-#324
丹那から帰ってきて足尾で年越し。
朝5時に起きて初日の出フライトの準備。
6時すぎにテイクオフ到着。
北っぽい風、テイクオフは北東正面。
え?東に出られるの?え?
あやしい。。。
日の出が近づくとテイクオフにいる人のテンションも高くなってきて騒がしい。
情緒を味わおうよ情緒を、などと思いながら黙々と風と景色を見続ける。
すると日の出目前にして風が弱くなってきている。
日の出待ってたら西になると思って、ランチャーで日の出を待つ。
日の出からはやっぱりフォローっぽい。
風的にはランチャーから出るしかないけどランチャーは凍っている。練習とシミュレーションを繰り返して行けると判断した。
凍ったランチャーをペンギン走りで出る。
誰もいない静かな雲海の上を、朝日に向かって飛ぶ。
最高でした。
50mくらいの高さに朝霧が溜まっていて、ファイナルターンのあたりでそれに突っ込み、視界がガラッと変わる。そして最後の直線ではランディングにいた鳥が鳴きながら驚いて逃げていく。
どこか現実離れしたフライトだった。
12月30,31日 丹那 H-#323
ツアー行きてぇなと思ってさ、だから行くことにしたんだよ。
それは11月末、パラで丹那を飛んだことから始まる。
丹那は3年前かな、一度訪れたことがあるエリア。その時は雲中してて飛べなかった。
念願叶って飛べて、その景色の素晴らしさに感動した。そして欲が出た。
ハングでも飛びたい…!
まぁそういうわけでツアー行きてぇと思ったんだ。
丹那はハングもパラも飛べるので、せっかくならどっちも連れて賑やかに行きたい。時期は年末年始あたりかな。
これだけの概要だけで、まずは「頼りになる人」集めを始めた。
「頼りになる人」ってのは、人の飛びを見られるとか、顔が広いとか、車に強いとか、旅行に慣れてるとか、とにかく頼りになる人のこと。(ちなみにイントラさんは全部を満たす最強の頼りになる人)
ツアーは一人じゃできないからね。助けてくれ。
幸い同期にハングとパラでそれぞれ頼りになる人がいるので声をかけた。(同期だと声かけやすいしね。)
これが12月4日ごろ。
それから時は一瞬で過ぎ、次に動いたのは12月17日。年末まで2週間切ってる。遅いね。
何をしたかというと、人集めをした。
12月頭の人集めは自分のため、ツアーそのものを成り立たせるもの。
この人集めはおすそわけ、ツアーを広げるもの。そんな感覚かしら。
「年末丹那ツアー
29夜出
30飛ぶ
31飛んでから足尾
1元日足尾から帰宅」
こんな情報で適当に声をかけた。
直前なのに意外と人が集まった。
この時点ではC/NPは連れていけるか確定はしていない。
次にやったことはC/NPがエリア的に飛べるかどうかの確認。
これはハングとパラで別々の管轄なのでそれぞれの問合せ先を知っていなきゃならない。
パラは一度飛んだので、イクスパラグライダースクールのことは知っている。NPはスクール経由で連絡してもらっていればP証の引率でも飛べるとのこと。
ハングは丹那ハンググライディングクラブが管轄しているんだけど、直接の知り合いはいない。よく分からないので先輩たちに聞いてみた。
そうしたらなんと丹那の会員の先輩が手配してくださって、Cも飛べるようになった。
参加者の規模が分かってきたので、次にやってもらったのは宿泊場所さがし。少ない人数なら地元の人に聞くのが一番だけど、10人超えてるのでどこか探さないと厳しい。
この頃で24日かな。一週間前だから探すの大変。
…でもめんど
誰かー!って言ったらやってくれた。助かる。
で、細かい調整して当日。
#323 はスターターやって連れてきた人を全員出してからテイクオフした。
平均6m/sふいてて強風で、みんな苦労してたけどなんてことはない、ただ強いだけの風だった。スッターンと軽やかにドヤGAOで出た。
渋くなるまで一時間くらい飛んで、同時進入さけるためにたき火サーマルで粘る。
それで落ち着いてアプローチに入る。
スピードつけてかっこつけて高度処理、完璧なアプローチで華麗なファイナルターン、持ち換え、あっ腰が寝てる、フレアがショボい!どたーん。。。
だッッッッさ!!!
当日中の指示はわりと考えてできたような気がする。
ただ2日目の行動を1日目の夜までに決められなかったのは反省。
それで飛ぶ可能性をグッと減らしてしまった。
2日目の途中に飛べるエリアが見つかったんだけど、いかんせん時間が遅かった。もっと早くから動いていれば飛べたかも…?
ツアー終わって、誰もけがなく、楽しんだ様子が見られたのはよかった。
ただ「自分(たち)だけで飛びを完結できる状態」にあったかというと足りなかった面もあるように思う。たとえばもしも誰かがツリーランしたら…とか。
ホームエリアを離れて飛ぶと刺激になっていいよね。
今年もまたツアー行けるといいなぁ。
12月23,24日 足尾 H-#317~321 (HG - タンデム #11)
23日
12月は引っ越しだなんだで週末に時間が作れず久しぶりの足尾。
弱い西風、逆転層が強く渋い感じ。
パラは東に出られて楽しかったみたいだけれど、ハングは厳しいコンディション。
#317 はここだ!の13:30ごろ、TOにいたハングがこぞって出るタイミングでテイクオフ。
ちょろちょろっとリフトはあって、ちょろっと絡んだけど、上手く掴めず16分で終了。
上げたかったなぁ。
ランディングは同時侵入祭りで、おれも参加。
先に降りるよアピールをしたつもりだったんだけど、うまく伝わらずほぼ同時にファイナルを切ることに。
高度処理を同じ場所でやってアピールすべきだったらしい。
24日
どん曇りの北東の日。
こりゃあ練習日和だってんで朝から張り切っていた。だから久しぶりにタンデム練習したい!と思っていたんだけど、練習相手がなんと体調不良。
しょぼくれつつとりあえずショップへ行ったら、ファルコンのテストフライトすることになった。
#318 は久しぶりのファルコンと超久しぶりのフローターハーネスでウキウキ楽しく飛んだ。
なんとなーく右旋回に食い込みがあるような?スピードも遅い感じ。
ランディングでそれを伝えるとすぐに調整してくれる。
#319 は落ち着いてテストフライト。
穏やかなときのテストフライトでは、同じピッチで同じ様に旋回を連続でやって食い込みをみる。
30°くらいのバンクで。
3周は高度的に厳しかったので2周ずつ試した。
まだ右食い込みある。再度調整。
#320 今度は大丈夫そう。
まぁとにかくファルコンは楽!フローターも楽!
たまに乗ると強く感じますね。
#321 は(^o^)沼くんとタンデム練習。
夏にも声をかけてC級だからと止められた(^o^)沼くんだったので、約束を果たした感があった。
(^o^)沼くんなら安心してパッセンジャーを任せられた。
説明しながら自分も思い出す。
(無線はどこにつけていたっけな…あっ、ウエストポーチに入れてたわ忘れたわどうしよ…)は、うまく機体に着けて処理した。
TOの風は風向がコロコロ変わって怪しい感じに。
慎重に風を選んで出た。
出るとき肘鉄くらわしてしまった。これは距離が近すぎたせいらしい。出るときはほんの少しだけ離れて、パイロットの左後ろに構えてもらうのがよろしい。
空中ではやはり安心安定の(^o^)沼くん。
安心したとはいえ、コントロール代わるのは山から充分離れたところの方がよい。
パイロットの姿勢も抵抗に影響するので真っ直ぐする!という当たり前の気づき。
ランディングはパッセンジャーの体のねじれが気になるけども、降りた場所はよかった。
ファイナルはもっと高く遠くを意識せよ。フレアももうちょいだけ待ってもよかった。
何はともあれ無事に飛んで降りたのでよかった。
11月25,26日 丹那 P-#174
部活の40周年記念を祝って、創設者から現役まで集まるイベントが伊東であった。
土曜の朝、先輩が家まで迎えに来てくれて出発。
天気も良く、朝の湘南の道は爽やかで気持ちよかった。
ちょっと風が強い気配だったけれど、飛べたら飛ぶってスタンスで丹那エリアに向かう。丹那に以前行ったときは雲中してて飛べなかったのでリベンジになる。
ショップについてすぐ上がろうとするも強風で引き返してそのまま昼まで待機。
隣のパン屋さんのフロランタンがめちゃうまだった。
風が落ちてきたのでTOへ。
ちょっと待つとハングが飛び始めた。
さらに風が落ち着いてきたのでいざテイクオフ。
立ち上げはきれいにできた。
が、緩斜面と強風で中々浮かせられない。
前向いてウロウロノロノロ歩いていたら見かねた地元の人に押されてテイクオフした。
景色が素晴らしい。
富士山、伊豆半島、箱根山、太平洋、湘南の街……良い。
それからは強風ながらも穏やかなリフトに乗ってプカプカ1時間飛んだ。
集合時間が近いので降りた。
飛べたしイベントも最高だったしで、良い週末であったよ。