うねり

ハンググライダーとパラグライダーで空を飛んで考えたこと

7月28~31日 足尾 H-#299~305(HG-タンデム #4~10)

28日

念願のタンデムパイロット。

#299 パッセンジャーはKさん。ハーネスを機体につける前に走るシミュレーションをやる。セットアップを完全に終了させてから機体から離れること。
スピードが速くなりがち。右翼が下がりやすい。地平線を見て傾きを感じる。
減速粘りすぎてボディLD。最悪ボディLDになることも伝える。そのときどうすればいいのかも。

Kさんがスターターも兼ねていたので16時半ごろテイクオフした #300 は力まず飛べた。
タンデム機はバンクがつきやすい。旋回時は注意すること。高度処理の前にニーハンガーを外し、パッセンジャーのフットバーをふくらはぎの後ろになるように指示する。そのあとパッセンジャーの足は膝を曲げて空に向ける。
ファイナルで足をベースバーにかけて引き込んだが、レベルキープが甘く、姿勢もよくなかったのでフレアがしっかり決められなかった。しかし不思議な力が働いたので着地は両足で。



29日

#301 with 中さん。最初はスピードが速くなってしまったが気がついて直せた。場周アプローチ、高度処理が微妙でベースレグが短くファイナルも短い。そのため余裕がなくなってしまった。しかししっかり両足で立てたのでよかった。

#302 とーちかがパイロット。ハーネスの調整が甘くパッセンジャーであるおれの方が低い感じになった。



30日

#303 with Mさん。一歩目で右に取られて右翌端をガサッと言わせながらテイクオフ。

ラッキー☆ハッピー☆テイクオフ 7/30

Mさんにはあんまり説明や指示をしなかった。そのためか結構ベースバーやアップライトを不意に操作されることがあった。タンデム講習のはじめ、とーちかのパッセンジャーやったときに注意されたが、たしかにコントロールバーをパッセンジャーにいじられるとかなりやりにくい。
過剰にフレアしてしまい浮き上がってボディLD。
タンデムはパッセンジャーに誰を乗せても確実に安全に飛んで降りなければならない、ということを改めて肝に銘じたフライトだった。


#304,305 with ぐんそーさん。リハビリ明けの人だからかなり集中した。前の反省もあるから絶対に失敗できない。

#304 はテイクオフでやはり一歩目で右に取られてしまった。恐らくパッセンジャーを気にしてわずかに中心から右よりに構えていたからだろうと推測。
しかし事前に空中でのイメージや操作を伝えられていたからか飛んでからはスムーズにいった。
場周アプローチだったがまたベースレグとファイナルが短く余裕がなかった。しかし無事にフレアも決まって両足で立た。ものすごくホッとした。


今まで場周にこだわってきたが、別に場周にこだわる必要もなく、ましてサル乗りもやらなくていい。タンデムはとにかく高めにファイナルを進入することが大切。そのためにどうすればいいかは自分なりのやり方を見つける。


#305 はパッセンジャーを意識せずいつも通りテイクオフすることを心掛けた。ふつうに出られた。
空中も無難にこなせた。今回は8の字アプローチ。アプローチの前に体も起こした。うん、たしかに姿勢を直す余裕もあるしアプローチもやりやすい。
デメリットはレッグベルトが食い込んで痛いということと、8の字アプローチの旋回でパッセンジャーにかかる G がものすごいということ。
フレアもバッチリ決まった。


今の課題
・事前説明の内容(機材の説明、フライトの流れ<パッセンジャーは左手を使う>、テイクオフの動作)
・テイクオフの精度向上(立ち位置)
・タンデムでのソアリング(バンクとスピード、パッセンジャーにやってもらう)
・体を起こすタイミング(高度処理前かファイナル前後か)
・アプローチ(場周か8の字か)
・フレア(絶対に怪我をさせない、怖い思いもさせない)


31日

お手伝いデー。
昼過ぎまで講習、夕方に山あげ。
体験生に十分な体験をしてあげられなかったのは残念だったが、ねぇさんがハングハーネスで山飛びまでできたので満足した。