8月12~14日 お盆パラツアー P-#163~169
助教員 1 人、XC コンペティター 3 人、パイロット 6 人、ノービスパイロット 7 人、合計 17 人、車 5 台の大所帯で巡ったお盆のパラのツアー。
11日深夜、おれはパラザックを背負って新宿をさ迷った。紆余曲折あり全体と合流。浜名湖 SA で休憩して高塚へ。
12日 愛知県 高塚海岸
かなり蒸し暑かった。
#163 は肩慣らしの練習ぶっ飛び…のつもりが意外や弱いがリッジが取れる。南東風だったので東へ伸ばす。20分ほど飛んだころリッジが弱くなったため、降りた。
#164 はリッジが取りにくくなり、TO+20mくらいが限界。風向きはやや西っぽくなったので西に伸ばしたかったが、TO横の谷を渡れず断念。あまり動けないまま終了。
#165 は16時ごろにテイクオフ。風は適度に強まりリッジが取れ取れ。ほぼ真南、時折南西風だったのでお待ちかねの西方向に足を伸ばす。去年ほどではないがそこそこ行けたので満足。最後は海に出してローリングやピッチングなどの操作の練習をしておしまい。
浜名湖はTOが2か所ある。上の方が有料のモノラックを使って上る420mTO(2サーマル買う)、もう一つが300mTO。
#166 はモノラックに乗りたかったので420mTOから。めっちゃ滑るTOだった。
リフトは荒れてて春みたい。なのに雲底は900mくらい。あまり動けなかったが2時間近く飛べて満足。
曇り。ミニ大会をやった。タスクは、パイロン、デュレーション、運ターゲットの3つ。
#167
ぶっ飛ぶつもりで誰よりも早く300mTOから出た。出てすぐいきなりリフトに当たったので丁寧に回してトップアウト。
雲は山の稜線上を東西に発達している。赤白カレラの人と一緒に飛びながら雲の発達を見守りつつステイ。
赤白カレラの人が南東に突っ込み、すぐ帰ってきたのを見て、まだステイ。
雲が南東寄りに出来始めたのを見て東のお寺パイロンを取りに行く。
お寺取ってTO前へ直行し上げなおす。
デュレーションの時間を伸ばすために稜線上をうろうろ。
雲が無くなってきたので上げきったと同時に残りのパイロンを取りに行った。
対岸の一機があんまり下がっていなかったので行けると判断、自分も突っ込み、西尾根先のパイロン、対岸のパイロン、スクールを取ってランディング。
ちょーきもちー!
#168 はとてつもなく渋そう。TOで順番譲ったりしたがコンディションは良くならず。(むしろダメになった)
激渋極小サーマルに苦戦し、ランディング。
#169 はターゲットのために飛んだ。ランディングの順番を調整するために少し粘ってランディング。
ミニ大会は2位でした。#168 であと1分半粘れれば、もしくはターゲットを散らしていれば優勝できたんじゃが・・・!
でもコンペの人にハンデ付きでも勝てたのはすごく嬉しい。
楽しいツアーでした。
7月28~31日 足尾 H-#299~305(HG-タンデム #4~10)
28日
念願のタンデムパイロット。
#299 パッセンジャーはKさん。ハーネスを機体につける前に走るシミュレーションをやる。セットアップを完全に終了させてから機体から離れること。
スピードが速くなりがち。右翼が下がりやすい。地平線を見て傾きを感じる。
減速粘りすぎてボディLD。最悪ボディLDになることも伝える。そのときどうすればいいのかも。
Kさんがスターターも兼ねていたので16時半ごろテイクオフした #300 は力まず飛べた。
タンデム機はバンクがつきやすい。旋回時は注意すること。高度処理の前にニーハンガーを外し、パッセンジャーのフットバーをふくらはぎの後ろになるように指示する。そのあとパッセンジャーの足は膝を曲げて空に向ける。
ファイナルで足をベースバーにかけて引き込んだが、レベルキープが甘く、姿勢もよくなかったのでフレアがしっかり決められなかった。しかし不思議な力が働いたので着地は両足で。
29日
#301 with 中さん。最初はスピードが速くなってしまったが気がついて直せた。場周アプローチ、高度処理が微妙でベースレグが短くファイナルも短い。そのため余裕がなくなってしまった。しかししっかり両足で立てたのでよかった。
#302 とーちかがパイロット。ハーネスの調整が甘くパッセンジャーであるおれの方が低い感じになった。
30日
#303 with Mさん。一歩目で右に取られて右翌端をガサッと言わせながらテイクオフ。
ラッキー☆ハッピー☆テイクオフ 7/30
Mさんにはあんまり説明や指示をしなかった。そのためか結構ベースバーやアップライトを不意に操作されることがあった。タンデム講習のはじめ、とーちかのパッセンジャーやったときに注意されたが、たしかにコントロールバーをパッセンジャーにいじられるとかなりやりにくい。
過剰にフレアしてしまい浮き上がってボディLD。
タンデムはパッセンジャーに誰を乗せても確実に安全に飛んで降りなければならない、ということを改めて肝に銘じたフライトだった。
#304,305 with ぐんそーさん。リハビリ明けの人だからかなり集中した。前の反省もあるから絶対に失敗できない。
#304 はテイクオフでやはり一歩目で右に取られてしまった。恐らくパッセンジャーを気にしてわずかに中心から右よりに構えていたからだろうと推測。
しかし事前に空中でのイメージや操作を伝えられていたからか飛んでからはスムーズにいった。
場周アプローチだったがまたベースレグとファイナルが短く余裕がなかった。しかし無事にフレアも決まって両足で立た。ものすごくホッとした。
今まで場周にこだわってきたが、別に場周にこだわる必要もなく、ましてサル乗りもやらなくていい。タンデムはとにかく高めにファイナルを進入することが大切。そのためにどうすればいいかは自分なりのやり方を見つける。
#305 はパッセンジャーを意識せずいつも通りテイクオフすることを心掛けた。ふつうに出られた。
空中も無難にこなせた。今回は8の字アプローチ。アプローチの前に体も起こした。うん、たしかに姿勢を直す余裕もあるしアプローチもやりやすい。
デメリットはレッグベルトが食い込んで痛いということと、8の字アプローチの旋回でパッセンジャーにかかる G がものすごいということ。
フレアもバッチリ決まった。
今の課題
・事前説明の内容(機材の説明、フライトの流れ<パッセンジャーは左手を使う>、テイクオフの動作)
・テイクオフの精度向上(立ち位置)
・タンデムでのソアリング(バンクとスピード、パッセンジャーにやってもらう)
・体を起こすタイミング(高度処理前かファイナル前後か)
・アプローチ(場周か8の字か)
・フレア(絶対に怪我をさせない、怖い思いもさせない)
31日
お手伝いデー。
昼過ぎまで講習、夕方に山あげ。
体験生に十分な体験をしてあげられなかったのは残念だったが、ねぇさんがハングハーネスで山飛びまでできたので満足した。
7月26,27日 足尾 P-#159~162
26日
午前中は雨。北北東強め。
午後、雨は上がりあとは風次第。
ハングTO、Top は強すぎ。パラメインTOは北北東弱めで出られる。
#159 はぶっ飛び。リフトもシンクもなく穏やかだった。
#160 は北風が強まってリッジで 47 分。ただ綺麗な北風って感じでもなくて少し怪しい感じ。
あんまり動けずメイン TO 北斜面をひたすら磨いた。
途中、名人と一緒に飛んだ。
名人に着いていって西方向に伸ばしたら帰りに吹き抜けに捕まってパラ尾根南側に飛ばされるかと思った。
風が強まったので終了。ターゲット踏んだ。
27日
前日と似た雰囲気。
北風はやや弱いが薄い雨雲が全体的にかかっている。ハングTOは北西なのでメインから。
#161 は無風のときにテイクオフ。久しぶりのフロントだったが無難。弱いリフトでレベルキープするもむなしく 10 分。結構北西で押される。LDも北西で進入するも、ファイナル直前に北東気味になってフォローでLDした。落ち着いて普通に降りられた。
#162 は Top から。霧雨が降るなか無理矢理テイクオフ。北東風になっていたが弱く、雨で立ち上がりが悪い。クロスで立ち上げたあと振り返ったら走る距離がどう見ても足りない。覚悟をして草むらに突っ込む。スピードを殺さないよう草を微妙に避けながら少し走り足してガサガサと出ていった。
雨が当たる。
吸い上げで高度を稼ぎながら雨の降っていないショップ横を目指して飛んだ。LDは無難。
そこからはずっと霧雨で終了。
ケルヒャーで洗車した。
4か月たってみて / 続・ひとりだちはじめ
今日は代休なので、髪切って服買って喫茶店でモンブラン食べて映画を観るという休日を過ごしている。いいだろう。ハクソー・リッジ、めっちゃ良かった。
あえて美味しそうな写真は載せない
とりあえず仕事が一段落して落ち着いた。
だからまた振り返る。4か月はあっという間だ。
1か月たってみて と比べてみよう。
>はじめの印象。職場のみなさんの質が高く、自分が成長できなきゃきっと来年はここに残ることができないと感じて向上心が高まった。プロフェッショナルになるぞ。
今の印象。当たり前だけど、職員ひとりひとりに思うところがあるみたい。でも基本はお客さんのため。自分なりのこだわりを見つけていきたい。最近ちょっと詰めが甘いところがあるから、もう一度気を張らなければ。
>仕事をいつ終えてもいいのでいつまでも残ってしまう。不安なんだもん。それぞれを5秒ずつ縮める工夫をたくさんしなきゃならんね。
19時すぎに職場を出るのが普通になってた。少しずつリズムはできてきた。
>仕事は楽しい。頭フル回転で常に処理能力の80%くらい使ってるけど。もう少し効率化できればより細やかにできるのになー。
リズムもできてきて、体力的にも頭にも余裕が少し生まれてきた。だけどまだまだ力不足。研究が足りない。
>休日はエネルギーをためたり調整したりの日になってる。体力があるのが自分のいいとこではあるけれど、毎日無茶よりの体力の使い方してるからしっかり回復させなきゃならん。
外での活動で一日に回復できる体力をほぼ使い果たしてしまうから、いまのところ自宅でできる活動はほぼない。それが課題だな。ふーむ。
生活に慣れて体力的には余裕ができた。ただ時間は相変わらずなので家では特にできることもない。空いた時間に何をするかが課題だ。
>ジムに行こうかと考え中。とりあえず資料請求した。
これは6月頭から実現した。今のところ1回90分を週2回のペースで通ってる。少し増量。
ただ8月は休会した。交通費が出ないから自分でやるのだ。
>お金について。家計簿をつけるようになった。アプリで手軽にできる。(中略)学生の時からわかっていたけど、やっぱあればあるだけ使いがちなので早めにお金は(貯金なりして)封印しなきゃいけない。
家計簿は習慣になり、細かくお金の出入りを把握できるようになった。貯金、娯楽費、食費の順に出費の割合が高い。そろそろ貯金を動かすことにも目を向けようと思う。
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この夏の休みで一人暮らしに関する情報を具体的にしていくつもり。
だから、一人暮らしについて、お金の運用について、プログラミングについての3つが宿題ってわけだ。
来年のために、いま出来ることをやる!
7月8,9日 足尾 H-#298 , P-#158 & セイルプレーン体験
8日
8時40分出発でパラLDからハイクアップ。飛ぶ目的では昨年5月22日ぶりの2回目。細かいのも合わせると5回くらい休憩しながら登って39分40秒。1回目のときと比べると楽に登れた。転けないし道知ってるしで慣れたのだろう。
到着後ノンストップでフライトの準備。9時半集合で真壁の滑空場に向かう予定だったので遅刻寸前。
無難にテイクオフした。リフトもぽこぽこあって楽しそうだったがとにかくぶっ飛ぶ。できるだけ体に風を当てて涼みながら飛んだ。
無難にランディングしてすぐに機体をしぼって車に突っ込んで連絡。いま降りたよ!9時半ちょうどだった。
迎えの車がくるまでの間に着替えたり涼んだりした。
10時半ごろ真壁滑空場に到着。東京グライダークラブの皆様にもてなしていただいた。
ハング・パラフライヤーの人たちと似た雰囲気があった。(親しみやすさとにじみ出る只者ではない感)
自己紹介もそこそこに、機体の見学と説明をしてくれた。間近で見るグライダーはかっこいい。へーやほーが止まらない。
曳航機とセイルプレーン
11時前に一人目がついに体験フライトへ。
その間に残ったメンバーと雑談をしていた。ゆるい雑談が続く。
体験というから長くても30分くらいかと思っていたが中々降りてこない。結局1時間くらい飛んで降りてきた。これはすごい。めちゃんこよくしてもらっている。(グライダー体験で調べるとわかる)
高まる期待。
自分は四番目で、離陸は13時半ちょい前。
まず感じたのが景色の違い。空と地平線がよく見える。
次に感じたのは巡航速度の違い。80km/h で失速し、120km/h が最良滑空速度な世界は雲と雲の距離が近かった。あの雲に行きたいがすぐ叶う。
ソアリングの感覚はいっしょ。寄せ方も同じ。バンクはグライダーの方がきつい。
操縦はピッチがとてもシビアで、自分が操縦したときはピッチングしまくりだった。
前半30分は周期の早いサーマルと格闘し続け400~700mをうろうろ。やっと上げきって1200m。どこ行きますかの問いに、山じゃないところ!街!平地お願いします!とリクエスト。南西方向の街の上を飛んだ。
滑空比も比べ物にならないくらい良い。高度処理で160km/h 出しても L/D 22 とかって。空域が広い訳だよ。
夜もクラブハウスでもてなしていただいた。美味しく楽しく良い夜だった。
9日
暑い。山に上がる前から心が山から離れかけていた。
とりあえずセイルプレーンの体験で感覚がめっちゃ角なしハングになっていたので T2 で上がる。
10時、もうちょいで活発になるかなというところでテイクオフ。ここで粘って上げられたら格好いいし上手。
しかし無情にもぶっ飛び(あるいはバッタ)。
まぁ一ヶ月ぶりの角なしだったけれどランディング成功したから良しとする。
そして海へ。
なぜって夏だし暑いから。
テンションのまま海に飛び込んだり逃げない海鳥に触れたり砂山に登ったりして漫喫。
小一時間はしゃいで帰路についた。
後輩の初飛びを見逃した。空で会おう。
帰りは首都高八重洲線チャレンジを楽しんだ。