うねり

ハンググライダーとパラグライダーで空を飛んで考えたこと

7月8,9日 足尾 H-#298 , P-#158 & セイルプレーン体験

8日

8時40分出発でパラLDからハイクアップ。飛ぶ目的では昨年5月22日ぶりの2回目。細かいのも合わせると5回くらい休憩しながら登って39分40秒。1回目のときと比べると楽に登れた。転けないし道知ってるしで慣れたのだろう。
到着後ノンストップでフライトの準備。9時半集合で真壁の滑空場に向かう予定だったので遅刻寸前。
無難にテイクオフした。リフトもぽこぽこあって楽しそうだったがとにかくぶっ飛ぶ。できるだけ体に風を当てて涼みながら飛んだ。
無難にランディングしてすぐに機体をしぼって車に突っ込んで連絡。いま降りたよ!9時半ちょうどだった。

迎えの車がくるまでの間に着替えたり涼んだりした。

10時半ごろ真壁滑空場に到着。東京グライダークラブの皆様にもてなしていただいた。
ハング・パラフライヤーの人たちと似た雰囲気があった。(親しみやすさとにじみ出る只者ではない感)
自己紹介もそこそこに、機体の見学と説明をしてくれた。間近で見るグライダーはかっこいい。へーやほーが止まらない。

f:id:uneru-uneru-ponzu:20170710072751j:plain
曳航機とセイルプレーン

11時前に一人目がついに体験フライトへ。
その間に残ったメンバーと雑談をしていた。ゆるい雑談が続く。
体験というから長くても30分くらいかと思っていたが中々降りてこない。結局1時間くらい飛んで降りてきた。これはすごい。めちゃんこよくしてもらっている。(グライダー体験で調べるとわかる)
高まる期待。

自分は四番目で、離陸は13時半ちょい前。
まず感じたのが景色の違い。空と地平線がよく見える。
次に感じたのは巡航速度の違い。80km/h で失速し、120km/h が最良滑空速度な世界は雲と雲の距離が近かった。あの雲に行きたいがすぐ叶う。
ソアリングの感覚はいっしょ。寄せ方も同じ。バンクはグライダーの方がきつい。
操縦はピッチがとてもシビアで、自分が操縦したときはピッチングしまくりだった。

前半30分は周期の早いサーマルと格闘し続け400~700mをうろうろ。やっと上げきって1200m。どこ行きますかの問いに、山じゃないところ!街!平地お願いします!とリクエスト。南西方向の街の上を飛んだ。
滑空比も比べ物にならないくらい良い。高度処理で160km/h 出しても L/D 22 とかって。空域が広い訳だよ。

f:id:uneru-uneru-ponzu:20170710211802p:plain

夜もクラブハウスでもてなしていただいた。美味しく楽しく良い夜だった。



9日

暑い。山に上がる前から心が山から離れかけていた。
とりあえずセイルプレーンの体験で感覚がめっちゃ角なしハングになっていたので T2 で上がる。
10時、もうちょいで活発になるかなというところでテイクオフ。ここで粘って上げられたら格好いいし上手。
しかし無情にもぶっ飛び(あるいはバッタ)。
まぁ一ヶ月ぶりの角なしだったけれどランディング成功したから良しとする。

そして海へ。
なぜって夏だし暑いから。
テンションのまま海に飛び込んだり逃げない海鳥に触れたり砂山に登ったりして漫喫。
小一時間はしゃいで帰路についた。

後輩の初飛びを見逃した。空で会おう。

帰りは首都高八重洲線チャレンジを楽しんだ。